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 十八年八月、南太平洋の戦局は悪化の一途をたどっていたが、八月末大本営において遂にラエ、サラモア放棄の方針が決定。この旨陸海軍中央協定が第八方面軍に示された。間もなく九月四日に連合軍はラエ東方ポポイ付近に新たな上陸を敢行!ナザブに空挺隊を投入、第五十一師団は転進やむなき状況に立ち至った。

この情勢を迎え連合軍の次期目標である事が明瞭な、ダンピール海峡東岸に位置するニューブリテン島西部要域の防衛はいよいよ方面軍にとって重要となったのである。

 第六十五旅団を主力とする現配備では兵力の不足が痛感されるところから、急遽増強の要ありと考えられた。しかし中部ソロモン方面の戦況上必要とされるブーゲンビル島への増強兵力にも苦慮しており全体として派遣すべき兵力の余裕は無かった。連合軍の空襲が激化する中フィンシ方面への輸送も依然として継続しなければならない西部ニューブリテンへの増強は困難であった。
そこで方面軍は第六十五旅団長が欠員となっていた事情を考慮、当時ラバウルにあった第四船舶団司令部をツルブに推進、団長松田巌少将に(28期)同方面所在の船舶部隊、第十八軍所属の滞留部隊を含む全軍部隊の統一指揮を命じ、これら兵力の組織化によって輸送業務推進と併せて防衛体制の強化を図った。

 連合軍作戦計画の決定
 当時の計画は、ラバウル占領を最終目標とし、ラバウル攻略を可能にするための作戦のひとつの段階として西部ニューブリテン島攻略を計画。作戦は米第六軍司令官クリューガー将軍が指揮するニューブリテン軍(秘匿名称 アラモ軍、又はエスカレーター軍)が実施する事となり、五月六日同司令官に、渡洋作戦と空挺作戦とを併用し、ガスマタ―タラセアの線以西のニューブリテン島を占領し、爾後のラバウルに対する作戦のための陸上航空基地を建設という趣旨の準備命令が与えられた。
第一海兵師団司令部と連携し計画の具体化を図っていたが、七月中旬に「アルファ計画」(叢書記載はマーファ計画)と称する大綱計画が発表される。続いて八月下旬「第二次アルファ計画」が発表され計画は「アラモ軍はグロスター地区を占領し、ガスマタを無力化、タラセア、ガスマタ以西ビッツ諸島及びロング島を含む西部ニューブリテン島を占領」とある。攻撃期日は当初計画と同様十一月十五日とされたが、二週間後には「十二月一日」と変更された。
 この方面の戦略的要衝であるラバウルを連合軍は攻略しないという重大決定が八月にケベック会議で正式に承認されていたが、西部ニューブリテン島に対する作戦目的もラバウルの無力化と爾後のアドミラルチー諸島あるいはニューギニア方面への振興準備のための基地獲得というふうに変化はしていたのだが計画自体にはさしあたり大きな変更は加えられなかった。九月二十二日南西太平洋方面総司令部が発した本作戦に関する指令は、従来の構想を躊躇するものであったが、無いように付いては「第二次アルファ計画」と大差の無いものであった。
その後本計画は大きな変化が加えられた。これは第五空軍のケニー中将がガスマタ付近の飛行場は不要であるとの事と、同空軍に対する長距離戦闘機の補充の遅れ、ガスマタ作戦には十分な航空支援が出来ないという意見を発表。(ガスマタの日本軍が米軍の攻撃を予期して、防備を増強中であることが判明していた。)十一月十日、ガスマタ作戦を取りやめる指令が出され、ガスマタに変わる目標として、マーカスを占領することが決まったのである。


※参考文献 引用 
・戦史叢書 南太平洋陸軍作戦4
・「戦陣の断章」(出版物)ならびに同著者作成小冊子「マーカス岬の戦闘」

 
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by Switch-Blade | 2005-03-01 21:51 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

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第六十五旅団主力の輸送は、月暗期を選んで行う駆逐艦輸送の関係で延引し、主力である歩兵第百四十一聯隊の進出は、その第一大隊が六月下旬、残存兵力が七月下旬から八月上旬となった。また駆逐艦の搭載に洩れた一部の人員機材は更にその後逐次主力に追及することとなり、最後の追及者が聯隊長の掌握に入ったのは十九年初め、聯隊のタラセアに向かう転進を開始した後であったとされる。当時の第六十五旅団の主要職員は以下のとおり。
    旅団長
  • 真野五郎中将(24期)18・6・15、41D長に転出
  • 岩佐俊少将(22期)18・6・15~18・7・26、6iB長に転出
  • 松田巌少将(28期)18・10・29着任
    参謀
  • 大島廣治中佐(32期)
  • 副官 玉置正雄少佐(35期)
    歩兵第百四十一聯隊(二個大隊、野砲中隊、聯隊砲小隊、通信中隊)
    聯隊長
  • 中島正司大佐(28期)18・6・18転出
  • 片山憲四郎大佐(28期)
    第一大隊長
  • 戸伏長之少佐(44期)
    第二大隊長
  • 立川鴻一中佐(32期)18・8・1転出
  • 向井豊二少佐(49期)
    第六十五旅団工兵隊(二個小隊及び器材小隊)
  • 隊長 堀地芳馬少佐
    第六十五旅団通信隊(半部欠)
    第六十五旅団野戦病院(半部欠)

岩佐旅団長の転出に伴い当時まだラバウルにいた着任早々の片山大佐が、急遽軍旗を奉じて海軍機でツルブに飛び七月三十日、折から出発途上の岩佐少将と飛行場で慌しい対面を行い、旅団長代理としてその指揮を継承した。そのころの旅団配置は、歩兵第百四十一聯隊第一大隊をブッシング、一個小隊程度をウインボイ島に派遣したほか、主力はツルブ付近に位置していた。

※参考文献 戦史叢書 南太平洋陸軍作戦4  引用
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by Switch-Blade | 2005-02-25 03:53 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

 昭和十八年四月上旬、方面軍は西部ニューブリテンの態勢を強化するため、当時ラバウル地区の警備に任じていた第六十五旅団を同地に派遣することとし、その準備を命じた。
第六十五旅団長真野五郎中将(24期)は歩兵百四十一聯隊第一大隊長戸伏長之少佐(44期)を長とする偵察隊を編成しこれをツルブ方面に派遣して、四月末までに同地を偵察するよう処置して進出を準備していたが、五月四日『主力を以て「ツルブ-タラセアに至り、マーカス岬-タラセアを連なる線を含む以西のニューブリテン島及びウインボイ島の警備』を要旨とする方面軍命令(剛方作命甲第二五六号)を受領。
方面軍はこの命令に付随する参謀長支持によって、第十八軍部隊のフィンシハーフェンへの推進計画、飛行場整備計画等所要の事項を示し、同時に旅団司令部以下二一〇名をラバウル発の駆逐艦によってツルブに輸送するように指示し、この先遣隊は五月十三日夜ツルブに上陸した。
(この中には著者が含まれている。)
方面軍のこの処置によって、これまでは見るべき部隊の配備されていなかった西部ニューブリテン島にも一個兵団が進出することになったわけである。
十八年六月末、連合軍はナツソウ湾、レンドバ島に上陸。戦況はにわかに急を告げ航空作戦の不振、補給輸送の困難等が原因し第一線の戦況は日に日に悪化の一途をたどった。
このような第一線特にラエ、サラモア方面の危急は、その後方要地である西部ニューブリテン島の防備強化の要を認めさせることとなったのである。

方面軍は七月二十三日、第六十五旅団に次の要旨の命令を与え、要地確保の任務を明示した。(剛方作命甲第三八九号)
1、方面軍ハ西部「ニューブリテン」「ダンピール」海峡沿岸要地ノ防衛ヲ強化セントス。
2、第六十五旅団長ハ剛方作命甲第二五六号ニ拘ラス主力ヲ以テ「マーカス」含ム以西ノ「ダンピール」海峡沿岸ノ要地及「ウインボイ」島ヲ確保スルト共ニ「ツルブ」飛行場群ノ設定整備竝ニ「ガロベ」「ツルブ」「タラセア」及「ブッシング」附近ノ兵站業務に任スベシ。「カライアイ」「フィンシュハーヘン」間ノ舟艇輸送ニ関聯スル事項ニ関シ、第十八軍司令官ノ区処ヲ受クヘシ。
3、[以下、船舶部隊の区処に関する件-省略]


この命令によって、先に命ぜられたタラセアに対する部隊の配置は中止され、同地飛行場設定計画は放棄された。なお当時ツルブ飛行場は六月下旬で従来の西飛行場の整備作業をおおむね終了し、新たに設定にかかった東飛行場に全力を注いでいた。また、この命令で確保を命ぜられたウインボイ島は、飛行場適地こそなかったが、
ダンピール海峡を制する要地と考えられ、このような処置がとられたのである。



※参考文献 戦史叢書 南太平洋陸軍作戦叢書4 引用
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by Switch-Blade | 2005-02-23 19:06 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

 昭和十七年一月、当時太平洋方面で海軍最大の根拠地であったトラック島の前進根拠地として帝國陸海軍は協同してニューブリテン島のラバウルを占領。大本営は豪州の孤立化を企図、太平洋における米豪連絡線を遮断することとし、陸軍は第十七軍(軍司令官 百武晴吉中将)を新編し作戦を準備した。大本営はまず第五十一師団の派遣を令し、次いで第八方面軍(軍司令官 今村均大将)の編成派遣を下令。昭和十七年十一月九日第八方面軍今村司令官に対して、天皇陛下は「南太平洋より敵の反抗は、国家の興廃に甚大の関係を有する。速やかに苦戦中の軍を救援し、戦勢を挽回せよ。」陛下自身が準備されたものを読み上げられたあと、今村大将に対し「今村、しっかり頼むぞ」と強くおっしゃったといいます。しかし、五月七日珊瑚海海戦、六月五日ミッドウェー海戦の大敗で大本営はFS作戦、MO作戦延期下令(MO作戦は米豪遮断作戦FS作戦の第一歩として実施された)七月一日陸路によるポートモレスビー攻略研究を開始。九月三十日南海支隊のモレスビー作戦準備を下令。十二月第八方面軍 ラエ・サラモア以西確保を下令。翌年十八年12月連合軍マーカス岬に上陸。ここにマーカス岬の戦闘が始まるのである。ご存知のとおり、マーカス岬に対する反撃はニューブリテン島での初戦であり、ダンピール海峡防衛の第一段階を画するものである。下記の地図をご参照頂きたい。(右ニューブリテン島、左ニューギニアの真ん中の海峡付近、フィンシュハーフェンの北にあるワンボイ島付近である)
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by Switch-Blade | 2005-02-11 18:17 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

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陸軍で使用されていた記号、略号の解説。(例)
HA=方面軍 B=旅団 I=歩兵(聯隊) TK=戦車 ▲=兵站地区司令部
Bn=大隊 D=師団 Co=中隊 MG=機関銃中隊 Pt=小隊 
これら記号、略号は現在でも自衛隊で使用されているものもある。
軍には3種類あり、上級軍(総軍)、中級軍(方面軍)、下級軍(軍、航空軍)となっていて、一般的には大本営-総軍-方面軍-軍-各師団という編成になっている。各司令官も中級軍(方面軍)以上の多くは大将、下級軍には中将が親補されていた。
方面軍とは、作戦(軍)を更に総軍のもとの一機関に統一、統師させる機関。
師団とは大まかに、各種兵科をすべて保有する総合的な編成部隊で、軍隊が固定的に編成している最大部隊となっている。勿論管理自営部隊である。
旅団とは作戦の地域が比較的狭く師団運用には兵力が大きすぎる場合、連隊に各種兵科の部隊を配属して臨時に必要な兵科が集まった部隊を編成することがある。いわゆるミニ師団である。当時平時編成では師団の下部に3~4つの旅団があり(この下に色々な連隊がある。戦時中は独立混成旅団というものも出来ました。
著者談「我々の旅団には砲兵、騎兵、輜重連隊が無いため師団ではなく独立した臨時の旅団として編成されたのです。(歩兵三個連隊、工兵連隊、速射砲中隊、野戦病院)つまり戦時中は必要に応じて、平時には無い組織が色々出来たのです。」
連隊とは、一般に管理自営部隊として編成されていて、通常一種類の兵科の最大編成部隊である。
大隊とは一般には戦闘部隊のみであり自給自足でいる管理自営部隊ではない。身軽な部隊なのだが上級部隊からの補給・整備等の支援を受けない限り独立的な作戦は不可能である。
中隊とは、一般的に100名前後の戦闘部隊とされ、燃料、弾薬、糧食を補給し整備する機能を保有している部隊である。
小隊とは、軍隊の将校が指揮する最小の単位。オリバーストーン監督映画「プラトーン」はこれにあたる。
分隊とは、主に下士官(軍曹クラス)が指揮し、軍隊中最小単位でおよそ9名前後である。

大まかに解説してみたが、何分専門ではないがゆえに編成人数などはおおよその数値を付けさせて頂きました。ご意見等御座いましたらコメントを頂けるとうれしいです。今後の更新に役立てたいと考えております。

旅団について追記 「師団」と「旅団」の関連と長について。
師団-旅団-連隊という平時編成当時の旅団長は「少将」です。(師団長は中将)独立旅団の場合の旅団長は、師団並みの「中将」でした。従って第65旅団長は、初代が奈良中将、二代目が真野中将、第三代が松田中将でした。 (参考)第14師団管轄の場合所在地。師団司令部は宇都宮市。旅団司令部は宇都宮市、水戸市、前橋市、長野市。  ※著者より
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by Switch-Blade | 2005-02-07 16:47 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

教科書第二弾、陸自の戦闘教令に「マーカス岬における対戦車手段
不十分な場合の防御戦闘」として範例として記述されているものです。
この資料は、著者が大隊副官時の大隊長 戸伏長之少佐(のち第65旅団参謀
陸上自衛隊幹部学校長 のち陸将)が陸自時代に依頼され作成したもので、
生前、戸伏氏から著者に送られたものです。
※現在も使用されているか否かは不明で御座います。
この戦闘は、武器弾薬等兵站が著しく不足した状況下、擲弾筒を有効に使用した作戦として高く評価されております。

  専門用語、記号等の解説
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 ニューブリテン島周辺地図
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 要衝ダンピール海峡
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この戦闘の全貌は、この「83歳の戦陣の断章」外伝第一話~第七話にて
詳しく紹介している。是非ご覧頂きたい。






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by Switch-Blade | 2005-01-29 17:08 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

本日ご紹介させて頂きます資料は、陸上自衛隊幹部学校の
「戦史」の教科書に採用されていたものです。
現在も使用されているか否かは不明では御座いますが、
武器、弾薬共に乏しい状況下で米戦車(M3)10台を撃退。
およそ2~3台が大破、放棄され米軍のは前進を停止し撤退。
擲弾筒を有効に使用し、戦車天蓋をこじ開け手榴弾を投げ込むなど
それは想像を絶する戦闘だったと思います。
この資料は、著者が大隊副官時の大隊長 戸伏長之少佐(のち第65旅団参謀
陸上自衛隊幹部学校長 のち陸将)が陸自時代に依頼され作成したものです。
中に出てくる人物で名前が出てくるのは、中隊長以上と特殊な功績のあった者
だけです。100ページから次ページまでは著者に直接関係のある記事です。

戦友会の席で著者と戸伏氏の会話を紹介したいと思います
著者が「どうして私の名前を載せてくれなかったの?(笑)」と詰問(笑)すると、
戸伏氏は「自分の女房か手足のような副官を褒める奴がいるかい!(笑)」
と言った後に「悪かったな」などと言って大笑いしたそうです。
今は亡き戸伏氏との思い出話とのことでした。
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解説 1Bn(第一大隊)/141i(歩兵第141連隊)/65B(第65旅団)



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by Switch-Blade | 2005-01-24 22:15 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

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自分は映画が好きで色々なジャンルの作品を見てきた。
ミステリー、ロマンス、アクション、歴史、伝記、
それぞれの時代背景の戦争物、マフィア物などさまざま。
最近では友人から頂いた昭和17年公開の
「ハワイ・マレー沖海戦」が印象に残っている。

さてこの画像だが、戦陣の断章著者が参加していた
演習の記録写真である。このように散兵線を敷き、
敵を迎え撃つ、ないし攻撃をするものである。


近年大東亜戦争(太平洋戦争)の旧日本軍を
題材にした洋画が多く見られるが。
とりあえずいつも出てくる言葉がある
それは「こんなのありえねぇ」である。
まるでジェット戦闘機のような速度で降下するプロペラ機(米軍)や、
壕の中で両隣肩を寄せ合うように布陣する旧陸軍、
恐ろしいほど装備の行き届いた旧日本軍を打ち破る連合軍・・・
野外で重要会議をするシーンなど探し出したらきりが無い。
所詮映画なんだからとあきらめ半分で見ることにしているのだが、
あれだけお金を掛けるのだったらもう少し史実
忠実に製作してもらいたいものだ。

戦陣の断章「散兵線」高良台演習場

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by Switch-Blade | 2005-01-15 16:55 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

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小休止はありがたいものですね、一人一人の表情を是非ご覧ください。



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by Switch-Blade | 2005-01-15 09:22 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)

 先日、第四十二話教科書シリーズをUPしたのですが、
画像が印刷できないなどの不具合が発生しましたので
改めてUPしたいと思いますので暫くお待ちください。
そこで今夜は、著者が87年に第二次ニューブリテン島慰霊の旅として
ラバウルを訪れた際に撮影したものです。
友軍の遺骨や遺品などを発見しても遺骨収集隊として
登録していない為、内地に持ち帰ることが出来なかったと
著者は語ってくれました。
この画像は著者が撮影した中の一枚で、
さびしいかな、とても綺麗に写っておりました。

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96陸攻と言い張る人もいれば、いや97だ!!と言い張る人もいて
困ってしまった事もありました。
お詳しい方がいらっしゃいましたら是非是非コメント頂けたらと思います。
板倉昌之氏の写真集によると、三菱97式重爆撃機Ⅱ型との事で、
87年当時はまだここまで露出していたのですが、
現在では火山灰によりさらに埋もれている画像を拝見したことがあります。



「戦陣の断章」第六章 駆逐艦輸送も是非ご覧ください。

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by Switch-Blade | 2005-01-12 02:05 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)