2007年 07月 05日
今日偶然に・・・
昭和50年代にほんの数千部発行されたものである。(ここまで書けばタイトルはバレそうだが)それをこの私にと言われ手にしたときの興奮は隠せなかった。第一声「アー!!!こっ!これはぁぁぁ!!」つい興奮してしまった。それは帝國陸海軍全艦船の記録が網羅されておりとても分厚く重厚な書籍だった。
全艦船(タンカー、輸送船、海防艦、潜水艦、小型艦も含む)の活動記録、最終記録、そして最後の緯度経度までもが記されていた。この中に私の祖父そして親戚達の艦船を見つけることは難しい事ではないであろう。 戦陣の断章でも記されている艦名もいとも簡単に見つけることが出来た。これは私に新しい知識を吹き込んでくれる悲しくも切ない書籍である。
仕事柄こうした機会に恵まれる事が多々あるわけだが、全ては無理だとしてもできるだけ多くの場所を訪れたい。それは日本に関係した土地に限ったわけではなく世界全体での話。
そう、あの当時は国民皆が苦労をして一生懸命に働き、戦い、銃後を守っていた時代である。今のように個人を優先に出来る時代ではなかった。国家と国家の鬩ぎ合い、騙しあい、よってたかって小国に難癖をつけ利権を奪うという中世さながらの出来事が当時はごく当たり前の事で、それは現在でも続いている事実を私は勝手に調査し研究し続けたいと改めて感じた次第である。
by Switch-Blade
by Switch-Blade
| 2007-07-05 22:35
| Switch-Bladeの個人的な話