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戦闘中にカンガルー???

 現在の日本ではバナナ、パパイヤ、マンゴー、エンゼルフィッシ、カンガルー、グッピー、鰐などいずれも動植物園に行けば簡単に見る事が出来る。然しこれらが自然に生え、住んでいる姿を見た者はそうはいないだろう。前者の植物は、まさに自然に生えている。ただし、土民達が自宅の周辺で植栽しているものは個人の所有物で、違った印象を与えている。
そう!盗んだら大変だ!

戦闘中に突然カンガルーが跳び出してきて驚かされたこともあった!!

カ号作戦に基づく転進中に喉を潤した各河川にはエンゼルフィッシとかグッピーがたむろして泳いでいた。

自生の果物たちには飢えを凌いでくれるのに少しは役に立った。
そしてトーマに落ち着いてからの現地自活では突然極楽鳥が下りてきたのには眼を見張った。突然一羽の極楽鳥が下りてきた姿には天使の使いかと錯覚させるほどである。
色彩は文字どおり見事というほかない!
現地人達がシンシン踊りをする時の飾りには、頭の装飾にこの羽を好んで使っていた。

ニューブリテン島の戦場で驚いたのはなんといっても「蟻の巣」であろう。
この蟻は椰子などの樹の根元に、丁度カルメ焼きのような大きな巣をつくる。
この中で蟻は一生の生活をするのである。これを崩すと大量の白い蟻の子がゾロゾロとこぼれ落ち、現地自活用に飼っていた鶏はこの蟻を喜んで啄ばんだ。
蟻にはお気の毒だったが・・・

椰子の樹にはよく蟻が上り下りしていた。おそらく実あたりの樹液を吸っていたのであろう。
現地人に青い椰子の実を取ってもらうべく頼んでもOKしてはくれなかった。そう!このありが原因なのだ。蟻といっても大きな赤蟻で、喰いつかれたら首がもぎれても離さないくらい獰猛だからである。

 今振り返って・・戦闘以外でもいろいろ貴重な見聞をしてきたが、今でも不可解なことはどの戦場にも無数の軍馬が調達されて、それぞれ活躍して貰ったのに戦後一頭も復員していないことである。現地に置いてきたのか、殺してしまったのか可愛想でならない。
 「愛馬進軍歌」などという軍歌もあったのだが・・・。非道だ。


著者からのメールを転載させて頂きました(__)

軍馬について以前私Switch-Bladeが調べた事がありますので少々追記させて頂きます。
戦後軍馬の帰還はごくわずかではありますが、秘密裏(?)に内地へ輸送されたそうです。
勿論全てではありませんが・・・何とか内地へ輸送しようという試みが密かに行なわれたそうです。各地から出港する復員船に如何にして紛れ込ませるか?当時の関係者は色々と思案したようです。「人間のほうが大切だ!」と非難される事も多々あったそうですが、それら非難に対しては色々とユーモアを効かせた返答で「うむ・・それならば宜しい・・・」というようなやり取りがあったそうです。

しかし戦闘中にカンガルーとは!猛烈な砲火の洗礼を受けたカンガルー!さぞかし驚いたことと思います。


by Swich-Blade
by Switch-Blade | 2007-04-29 11:38 | 戦陣の断章

対戦車手段不十分な場合の防御戦闘

by Switch-Blade
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