スケープゴート

 2.26 それは股肱の老臣が殺戮された日。そして多くの青年将校がスケープゴートとされた日である。国家機密とは我々民間人には到底想像の付かない強烈インパクトが隠されている。
数々の資料、著書、映画(映画は資料の内には入らんか・・・)などで71年前のこの日の事は紹介され且つ研究されているので、わざわざ自分がここで詳細を記す必要もないと思う。事実、この日の出来事に直接係わった人物には出会った事が無い訳で、この件に関して偉そうに講釈を云々と垂れる気には到底なれない。

ただ私見を述べさせて頂けるならば、やはりタイトル通り「スケープゴート」・・・か・・・と言わざるおえない。恐ろしく込み入っている事件だが、兵を動かしその責任を動いた兵に罪をかぶせたとでも言うべきか・・・居留民保護の為破竹の勢いで吉林に出兵しその戦火は上海にまで飛び火していた延びきっていた中国戦線。そして国内では政治の腐敗と社会不況で多くの農民が困窮で喘いでいた。義憤に燃えた一部の青年将校と急進派は「尊皇討奸」を合言葉に国政一新を目標とした直接的な行動をとる。背後に巨大なバックアップがなければ実行出来ないであろう事は一目瞭然。勿論、実行部隊とバックの間でどのような会話がなされたかは想像するしか方法がないわけだが、実行部隊に対して原隊から補給が途絶え包囲された瞬間、一体どのような気持ちでいたのかなど想像するととても胸が苦しくなる。

この事件では多くの犠牲者を出し、且つ多くの若く熱い血をも流した。
私は双方の為に蝋燭に火を灯し線香にあげることにした。
ここら辺は結構頻繁に通るので、歴史街道の一つとして当時の出来事を想像する。

   by Switch-Blade
[PR]
トラックバックURL : https://bladearts.exblog.jp/tb/6528090
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by Switch-Blade | 2007-02-25 15:45 | 「外伝」ニュース | Trackback | Comments(0)