「外伝」第六十七話 「ラワンの下で」

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 カ号転進中に戸伏大隊長と、ラワンの大樹の根っこの間で雨露をしのいでいる時、
大隊長が「フランスの国歌」を原語で歌い、
一緒にいた私に教えてくれたことは「新!戦陣の断章」にも掲載しました。
戸伏さんが亡くなった今、当時を改めて思い出すと、
命令に反して上陸地点を変更したことに悩んだことを思い出し、
自分の心を歌で紛らわしていたのかと考えています。
更に、マーカス岬に到着するや直ちに小森支隊長に対し、
第一線の交代を具申したことを考えても「死」を覚悟していた現れかとも察しられます。

これほどに軍隊の命令遵守(違反)ということは重大なことであったのです。
よく「絶対服従」という言葉がありますが、
戦場でのこういうケースでよく理解出来ると思います。

<カ号作戦中、ジャングルの中での逸話を紹介させて頂きました。>
                          
6/3更新の画像は、なんと「ガジュマル」でした・・・
著者にラワンの画像を送って頂き再度更新致しました。

                    by Switch-Blade
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by Switch-Blade | 2005-06-03 18:16 | 第六十一話~第七十話 | Trackback | Comments(0)