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「外伝」 第十五話 

 
この「外伝」の中で出てきた、今村均将軍という名前を覚えているだろうか?

 今の日本ではすっかり馴染みの無い言葉の一つではないだろうか?
将軍というと、まさに映画の中の歴史上に登場する人物か、
もしくは、TVニュースなどでよく見かける在日米軍の「~司令官」「~将軍」「~参謀長」が、
誰でも知っている名称だと思います。

 本来、軍高官や政治家は多大な責任を背負い命令を下すものだ
例えば一般社会で、この責任という重みを背負い真剣に仕事をこなす人間が果たしてどれほどいるのであろうか?
あなたの会社にも責任逃れをする上司がいるのではないでしょうか?
そのような人間にはついてはいけないと、誰もが思うことでしょう。
現にそう思っている人も多い事でしょう。
「外伝」第二話で紹介した今村均将軍の事をもう少し書いてみたいと思います。
 ジャワ島の軍政で証明されている通り本国からの命令である「圧政」を断固拒否。
インドネシアの独立の礎を築く事を前提とした政策を押し通した

そして戦後、勿論日本の敗戦に終わったが、今村将軍はここから更に
一軍の将たる責任を見せる。
責任を取って自決するのではなく、自らの行いに自身を持ち、無実を主張するだけではなく
「我が将兵を罰せず我を罰せよ」

                    こう言い放った!
そして、部下の無実を主張し戦ったが結局10年の懲役刑を宣告され、
巣鴨刑務所、通称「巣鴨プリズン」に収監された。しかし部下達がニューブリテン島近郊の
マヌス島で悪条件の中で刑に服している事を知ると、
自ら希望し劣悪なるマヌス島に移送された。
将軍は、かのマッカーサーに再三申し入れをし、わざわざ劣悪な条件下に身をおいた

常に部下と同じ場に身を置き部下の苦しみを自身の苦しみとして受け止めたのである。
刑期を満了し帰宅後、世田谷の自宅に作った約三畳の「謹慎室」にこもり、
部下達の就職の世話などに尽力しながら執筆活動をしていた。
武人としての資質を完璧にまで持ちその人間性もまったく非の打ち所が無い今村将軍は、正に日本が世界に誇れる「大和民族の精神」の持ち主である。
このような人物が現代の我が国にとって一番必要なのではないだろうか?
戦陣訓を作ったのは今村将軍である、島村藤村に手伝って貰ったが為に
完成された日本語となっているが、この戦陣訓のなかで「生きて虜囚の辱めを受けず」の
文に対して「これは本意ではでは無い」と後悔していたという。
 昭和二年までの七年間フランス大使として日本に駐在したクローデル氏は
敗戦後の日本を次のように予言している。
「日本は神の国であったとき、

極めて光栄ある日々を知ることを知ることと得た。自分は信じている。

犠牲者によって流された血潮は、決して空しいもので終わることなく、

日本国民に神の光をもたらすに違いないことを。

これは、今や墓場に近い八十歳の老爺が、諸君に告げる予言なのだ。

日の本の友よ勇気を持て!!勇気を持て!!日はまさに昇らんとしている!

                          日本万歳!」

「外伝」 第十五話 _b0020455_345374.jpg
※現在は韮崎にて大切に保存されている謹慎室

脱線しました・・・
言わんとしていることが少しでも伝わればいいなと思います。
要するに、命を賭けて部下を守らなければ、
上司ではない!!

switch-bladeは、これがいいたかったのかもしれません。

最後まで部下を思った今村大将に対して、自分はまたしても
自分にこれだけの勇気があるのだろうか?と、自問自答している。

 今村将軍の謹慎室は山梨県に移送されている。
自分はこの夏謹慎室をこの目で見てきた。そしてこの今村将軍の何かを感じたと
勝手に思っている。
敗戦国日本だからといって捏造歴史ばかりでは嫌になる。
一度しかない人生、自分は楽しくて面白おかしく生きる事に興味がなくなってきた。
大切にしたい何かを守っていくことにした。
by Switch-Blade | 2004-09-15 03:03 | 第十一話~第二十話

対戦車手段不十分な場合の防御戦闘

by Switch-Blade
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