「外伝」 第四十六話 用語解説

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陸軍で使用されていた記号、略号の解説。(例)
HA=方面軍 B=旅団 I=歩兵(聯隊) TK=戦車 ▲=兵站地区司令部
Bn=大隊 D=師団 Co=中隊 MG=機関銃中隊 Pt=小隊 
これら記号、略号は現在でも自衛隊で使用されているものもある。
軍には3種類あり、上級軍(総軍)、中級軍(方面軍)、下級軍(軍、航空軍)となっていて、一般的には大本営-総軍-方面軍-軍-各師団という編成になっている。各司令官も中級軍(方面軍)以上の多くは大将、下級軍には中将が親補されていた。
方面軍とは、作戦(軍)を更に総軍のもとの一機関に統一、統師させる機関。
師団とは大まかに、各種兵科をすべて保有する総合的な編成部隊で、軍隊が固定的に編成している最大部隊となっている。勿論管理自営部隊である。
旅団とは作戦の地域が比較的狭く師団運用には兵力が大きすぎる場合、連隊に各種兵科の部隊を配属して臨時に必要な兵科が集まった部隊を編成することがある。いわゆるミニ師団である。当時平時編成では師団の下部に3~4つの旅団があり(この下に色々な連隊がある。戦時中は独立混成旅団というものも出来ました。
著者談「我々の旅団には砲兵、騎兵、輜重連隊が無いため師団ではなく独立した臨時の旅団として編成されたのです。(歩兵三個連隊、工兵連隊、速射砲中隊、野戦病院)つまり戦時中は必要に応じて、平時には無い組織が色々出来たのです。」
連隊とは、一般に管理自営部隊として編成されていて、通常一種類の兵科の最大編成部隊である。
大隊とは一般には戦闘部隊のみであり自給自足でいる管理自営部隊ではない。身軽な部隊なのだが上級部隊からの補給・整備等の支援を受けない限り独立的な作戦は不可能である。
中隊とは、一般的に100名前後の戦闘部隊とされ、燃料、弾薬、糧食を補給し整備する機能を保有している部隊である。
小隊とは、軍隊の将校が指揮する最小の単位。オリバーストーン監督映画「プラトーン」はこれにあたる。
分隊とは、主に下士官(軍曹クラス)が指揮し、軍隊中最小単位でおよそ9名前後である。

大まかに解説してみたが、何分専門ではないがゆえに編成人数などはおおよその数値を付けさせて頂きました。ご意見等御座いましたらコメントを頂けるとうれしいです。今後の更新に役立てたいと考えております。

旅団について追記 「師団」と「旅団」の関連と長について。
師団-旅団-連隊という平時編成当時の旅団長は「少将」です。(師団長は中将)独立旅団の場合の旅団長は、師団並みの「中将」でした。従って第65旅団長は、初代が奈良中将、二代目が真野中将、第三代が松田中将でした。 (参考)第14師団管轄の場合所在地。師団司令部は宇都宮市。旅団司令部は宇都宮市、水戸市、前橋市、長野市。  ※著者より
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by Switch-Blade | 2005-02-07 16:47 | 第四十一話~第五十話 | Trackback | Comments(0)