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砲撃

 砲撃、もしくは銃撃され海の藻くずとなった祖父。
その瞬間、脳裏をよぎったもの、どんな事を何を考えていたのだろうか?
これは俺にとって永遠のテーマだ。
12、13期の若い将兵を後方に逃がす為、30過ぎの祖父はその任務に就いた。
一般に、所謂「○四物」「震洋」や「マルレ」「四式肉薄攻撃艇」「連絡艇」のいずれかでの出動だ。
若い搭乗員を後方へ逃がす為に、搭乗員ではない将兵を防波堤としていたわけだ。
震洋関連のサイトにも掲載されていない名前が沢山ある。
それはどの艇で出たか解らない程ぐちゃぐちゃな出撃内容であったのだろうと推測出来る。

それはいい。

その本土決戦に必要とされた搭乗員の妹さんは後の教員となり偶然にも私の教鞭をとる事となった。
しかし彼女はその事を知らず教室で皆の前で私にこう言い放った。
「○○君のお祖父さんは戦争をしていました。これは人殺しです。」と。
by switch-blade | 2011-07-27 19:34 | Switch-Bladeの個人的な話